ニコニコ超会議号には24系ブルートレインと宴によるミステリートレインがありますが、今回撮影したのはブルトレのほうです。この列車は大阪から首都圏に向かうところ東海道線経由ではなく、湖西線・北陸本線・信越本線で北上し、長岡駅で方向転換して上越線・高崎線経由で上野へ向かうという約15時間の旅となりました。EF81が牽引する5両編成の24系客車(2段式B寝台車）で構成されています。撮影現場には9時9分頃通過しましたが、それ以前に通過したE231系が約90Km出していたのに、それよりも遅い感じでやってきました。撮影途中でフィルム速度を若干落としていますが客車2両目までがすこし伸びています。ただ、同時に南行の京浜東北線が併走してきたので、距離が遠くしかも速度も遅いのでE233系の車体が伸びてぼけたことから、撮影したブルトレの鮮明さが浮き立った感じです。また、撮影時の天気が雲が厚く日差しが全くなかったので残念なことに暗めになってしましました。画像はスキャナで読み取ったものに縮小をかけていているので窓辺の人物像も小さいためぼかし処理はしておりません。なお、機関車や客車の車輪が手前のレールで一部隠れていますが、これは昨年12月に北斗星を撮影したときはなかったもので、取替え用のレールが2ヶ月以上前から線路脇に積まれていたため、今回スリットカメラの撮影でも避けることができず写りこんだものです。平成24年4月28日　　蕨駅付近で５号機で撮影