斜め撮影タイトル.gif
流し撮りによる撮影
トップペ−ジの写真.gif
[ 一般の流し撮り撮影との違い ]
 上の2枚の写真は、JR211系の電車を日時は異なりますがほぼ同一の場所で撮影したもので、左の写真が一般のカメラによる流し撮りであり、右のスリットカメラで撮影した写真との違いは一目瞭然にお分かりになると思います。

 どのようにして右のような写真が撮影できるかについて以下の説明をご覧ください。

[ 真横撮影と斜め撮影 ]
 スリットカメラの撮影では、撮影中はカメラを固定しなければならないため、撮影前にあらかじめ撮影方向・角度等を決めておかなければなりません。図で列車が右方向から進行してくる場合、スリットカメラを列車側面に対し垂直に設置するのが「真横撮影」(下写真3参照)で、スリットカメラを斜め右に向けるのが「斜め撮影」です。斜め撮影の場合、向ける角度が問題となりますが、通常は10〜20度(写真2参照)程度が適切と思われますが、さらにそれ以上角度を大きくしたのが下の(写真1)です。

 実際のスリットカメラの撮影では斜め撮影をする場合が多いのですが、その理由は真横撮影では、列車の顔がほとんど映らないのに対して、斜め撮影の方が列車の顔ばかりでなく、例えば北斗星と書かれた列車のヘッドマークが写せることです。
しかし真横撮影にも利点があり、撮影した画像の解像力が斜め撮影のときより良い点です。ただ、真横だと平面的な画像になってしまいますが、斜めだと列車に奥行きを感じさせるような立体感が出る点も見逃せません。実際には真横からの撮影をする場合は撮影場所の制約から真横撮影しか出来ない場合が多いです。

写真1
写真2
写真3
かなり斜め撮影.gif ちょっと斜め撮影.gif 真横撮影.gif

スリットカメラの解説に行く.gif スリットカメラの仕組を知りたい方はこの車両をクリック

撮影作品に行く.gif スリットカメラの撮影作品を見たい方はこの車両をクリック

トップペ−ジに戻る.gif 何も見ないでトップペ−ジに戻る方はこの車両をクリック