以前、京成臼井-佐倉間の撮影場所を紹介しましたが、今度は臼井駅から上野方面に向かった臼井-ユーカリが丘間の撮影場所について紹介します。今年始めの3200形による開運号の運転の時には、この辺りには大勢の鉄道ファンが来ていたようです。 今回の撮影場所は、臼井駅から歩いて徒歩20分ぐらいのところで、王子台の住宅地を抜けて田園地帯に入ったところです。線路を横切って小川が流れていて、線路は高い盛り土の上を走っているので小川の土手から見ても少し見上げるアングルになります。線路を横から見ると一見水平のように見えますが、ユーカリが丘方面に向かって緩やかな上り坂になっています。 また、ここは線路の南側なので列車側面には満遍なく日が当たります。ここでは手前の線路を右から左へ走る上野方面の上りの列車を撮影できますが、反対側の線路を走る下り列車は、手前の線路で車体下部が隠れるため撮影には適しません。 <コメント> 開運号の時は私もここで撮りました。京成で海側から撮るとき、ここが開けている割には列車本数も多いのでよく使っています。何度か通って他にカメラマンを見かけることはありましたが(中には野鳥狙いで来ている人もいました)、開運号の時はあまりに人が多くて異様でした。 車両全体を流す場合もう少し引いた方がいいので、線路に平行した農道まで引いて撮っています。 かけやま 2007/11/21 21:08 かけやまさん、コメントありがとうございます。車窓からこの場所を見たときにはユーカリが丘方面が特に高くなっていたものですから、この場所でもかなり見上げるアングルになるのではないかと感じて、最近まで諦めていたのですが、実際に行ってみて撮影ができることがわかりうれしかったです。以前、武蔵野線で列車の位置が高すぎて失敗したことがあったため心配していたのですが、土手の高さが幸いしたようです。撮影していると私と同年代の方がカメラを片手に話しかけてきて、開運号のときの状況を教えてくれました。ただその方は列車ではなく、このあたりに出没するカワセミの撮影をしている方でした。 NAMI 2007/11/21 23:35 |
土手の上に三脚を設置してカメラを取り付けますが、写真のように線路に向けるとレンズが少し上向きになっています。今回はズームレンズを伸ばして最大の210mmにしてみました。望遠にすればするほど、カメラの揺れが気になりますので、三脚の設置はより慎重に行う必要があります。今回は、その点地面に突き刺すほど力を入れたつもりでしたが、三脚が地面に当たる先端部分のスパイクを伸ばしておかなかったため、草の根が邪魔してか完全に地面に固定されていなかったようです。そのため、撮影した画像に少し揺れが出てしまいました。今回の撮影の大きな反省点です。 |
今回は上野方面に向かう手前の線路の列車を撮影します。この撮影場所だと写真のように家の間から列車が飛び出してくる感じに見えますが、臼井駅方面に踏切があるので列車の接近を音で知らせてくれます。ところが、この日は写真にあるように農耕用のトラクターが農作業をはじめてしまい、トラクターのエンジン音で踏み切りの警報音が聞こえなくなりました。しかし、写真では見え難いかもしれませんが、線路の向こう側で工事を行っていて作業員の人が列車が近づくと黄色い旗を振ってくれるので、踏み切り警報音が聞こえなくても列車の接近を知ることができました。 最後にこの撮影現場で写した作品のひとつをご覧ください。こちらをクリックすると別画面でご覧になれます。 |