新京成撮影記



関東の大手私鉄はほとんど撮影しているのですが、千葉県を走る新京成電鉄はまだ撮影したことがありませんでしたが、連休の間の1012日に撮影に行きフィルム4本ほど撮影しました。ぶっつけ本番で行くときはグーグルの地図を参考にします。グーグルの地図で沿線が田んぼや畑のところを探すのです。松戸から津田沼までの区間を調べた結果、三咲-滝不動の間の線路の両側に畑のような区域を見つけました。電車の先頭で観察していたところ、滝不動の先のカーブの区間に草ぼうぼうの荒地があったので下車して調べましたが、線路脇の柵が高くて撮影不可でした。しょうがなくその後三咲駅方面へてくてく歩きましたが、途中でたまたま踏み切りを見つけ歩いていったところ線路脇の柵が低くなっている最適な場所を見つけました。探しているうち時刻は正午になっていたため、逆光になってしましましたが、オートバイ程度が渡れる狭い踏切であったため交通量もなく落ち着いて撮影に専念できました。

この撮影場所で写した作品のひとつです。こちらをクリックすると別画面でご覧になれます。


ところでこの新京成の車両には私にとって思い出があります。それは30年ほど前に鉄道ファン誌に投稿した写真や原稿が昭和542月号と3月号に掲載されたのですが、そのうち2月号の表紙の写真がこの新京成の8000系の車両だったのです。その後今回の撮影まで1度も乗車したことがない新京成でしたが、今回の撮影で鉄道ファン誌の表紙の車両に乗車できるとともに、スリットカメラでの撮影もできました。乗ったことがないのに頭のどこかに鮮明な記憶として残っていたのがこの8000系でした。