線 名 | 京浜東北線 | 区 間 | 大宮~横浜 | 路線距離 | 59.1Km |
読み方 | けいひんとうほくせん | 駅 数 | 35 | 1駅当り平均距離 | 1.7Km |
大宮~東京間は東北本線、東京~横浜間は東海道本線ですが、この区間で各本線とは独立した線路を有しているのが京浜東北線です。京浜工業地帯である京浜地方から首都圏の北側の東北本線のエリアまで結んでいることから「京浜東北」線と呼ばれるようになったようです。 |
横浜から磯子を経由して大船に伸びる線は別に根岸線と呼ばれますが、大宮~大船間全体を指して京浜東北線と呼ぶこともあります。また、東神奈川からは八王子まで行く横浜線とつながっているため、昼間は横浜線の電車が横浜駅を経由して根岸線まで乗り入れています。 |
一般的に列車の進行方向を決める場合、JRでは原則的に東京駅を起点に上り、下りを決めていますが、京浜東北線の場合、東京駅を通過していることから北に向かう列車を「北行(ほっこう)」、逆に南に向かう列車を「南行(なんこう)」と呼んでいます。このシステムでは、「北行」を(北)、「南行」を(南)で表示しています。編成はすべて10両固定編成で、大船寄りから順に付番して1~10号車まであります。 |
京浜東北線の快速運転は、昭和63年3月から始まりました。快速運転区間は田町-田端間で、東京、秋葉原、上野に快速は停車しますが、新橋を通過するのがすごいです。毎年秋頃に京浜東北線と山手線のリフレッシュ工事のため交互に片方の線路を使って昼間の時間帯に3日間ほど集中工事を行いますが、年末年始同様、このときも快速運転は行われません。 なお、平成14年7月14日(日)から浜松町駅に快速が停車することになりました。これは東京モノレールとの乗り継ぎの利便性をはかるためとのことです。 |
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京浜東北線の車輌は、戦後の73系の車両に替わり昭和40年代から103系の車輌をずっと使ってきました。平成元年には205系も6編成投入されましたが、平成4年になって901系3編成が先行的に導入されました。その後はほとんどの車両が写真の209系に置き換わってしまいました。平成12年からは、車体の幅を広くした209系500番台が2編成導入されています。また、一部の編成を除いて6扉車が5号車に連結されていて、朝9時半から座席が使用できるようになっています。 |