この8000系の画像は、全く同じ編成ですが、上が昭和53年に東武伊勢崎線の春日部付近で撮影したもので、下が平成28年5月に東武野田線で撮影したものです。本来は線路の向こう側から撮影したほうが光線の関係で安定した画像になると思いましたが、昔の画像と比較するためには比較しやすいように編成が同じ順番になるようにと考え撮影しました。モノクロとカラーの違いはありますが昭和の頃の写真の塗装はセイジクリーム一色でカステラ電車と呼ばれていた頃です。その後大規模な車両改造工事を受けることで8000系は其の概観は同じ車両とは思えないほど変わってしまいました。最も変わったのが運転台の部分で電車の顔が別人のようになりました。このように当時の画像と比べることで細かい点を含めいろいろなことが見えてきます。電車の顔以外で目に付くところで見ていくと、先頭のスカート、アンテナの有無、側面表示灯や車両番号表示の違い、扉貼付用ラベルやシルバーシ−ト用ステッカーの違い、側面転落防止幌の有無などいろいろあります。皆さんも探してみてください。