京王6000系は、昭和47年から製造が始まり、平成3年までに304両も製造された京王初の大型20m両開き4扉車です。6000系は以前の5000系に代わる京王線の代表的車両として特急、急行を中心として使われてきましたが、5000系と同じ全鋼製車両で老朽化や省エネルギー対策のため廃車が始まっています。そしてついに平成23年3月13日のさよなら運転をもってこの6000系は引退しました。6000系車両のうち都営新宿線乗り入れのためATCや無線装置を搭載した車両は30番台以降の車両のため6030系とも呼ばれます。このスリット写真も都営地下鉄に乗り入れる本八幡行きの急行電車です。この6000系は平成23年3月をもってすべて引退しました。平成17年12月、京王相模原線、稲城-若葉台にて撮影