京成電鉄AE形(2代)電車は、成田高速鉄道を経由して日暮里-成田空港間を36分で結ぶために導入された車両です。車体はアルミ合金製で山本寛斎氏がデザインを手がけたもので平成22年7月17日に成田高速鉄道による成田スカイアクセスの開業に合わせて営業運転を開始しました。先日も鉄道特集のテレビ番組で日本車両の工場から甲種回送されるこの新型京成スカイライナーの運搬の様子が放映されていましたので見られた方もおられるとことと思います。今回の撮影場所は、前回8月に猛暑の中を撮影したときと同じ荒川土手ですが、前回が空が晴れ渡って雲が少なく日差しが強かったのに比べ、今回は比較的雲が多く秋めいた強くない日差しの下で撮影できたので、同じ逆光でも写りが違うと思います。写真のAE車第6編成では、特に車体側面の白さが前回に比べよく出ているように思われます。前回は光量不足でソフトでかなり補正しましたが、今回は補正しましたが元画像と大きな違いはありません。なお、車体側面の行き先表示板が1-3号車が「スカイライナー 上野」となっているのに対し、4号車以降は「SKY LINER UENO」と異なるのはスリットカメラの撮影による特徴が出たもので、日本語と英語の表示が一定の短い時間で切り替わって表示されているため、スリットカメラの撮影では先頭車から時間の経過を伴って撮影していくのでこのように写るのです。平成22年9月、京成関屋付近の荒川土手にて撮影