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夢空間北斗星号には3両の豪華客車が連結されています。それは、1号車のオシ25-901「ダイニングカー」、2号車のオハフ25-901「ラウンジカー」、3号車のオロネ25-901「デラックススリーパー」です。1号車のダイニングカーは食堂車ですが、展望部分と個室からなっており展望部分は定員18名、個室部分は4名で、内装は東急百貨店が担当しています。2号車のラウンジカーはレトロなオリエント急行に似た外観で、車内には中心にピアノを配置したバーラウンジがあり、その内装は松屋が担当しています。3号車のデラックススリーパーは、定員はわずか6名で室内は特別室(エクセレントスイート)1室とツインルーム(スーペリアツイン)2室から成っており、ホテル同様にトイレ・洗面所・バスタブから構成されるサニタリーがそれぞれの部屋に設けられていて、内装は高島屋が担当しています。これらの車両は1989年に開催された横浜博で「次世代の列車ホテル」として新製デビューしたもので、その後「夢空間」として各種臨時列車や「夢空間北斗星」として連結運用されていました。ただ平成11年にカシオペアが誕生してからは、その活躍の場は大分少なくなったようです。そして、この北斗星夢空間もついに平成20年3月に廃止となりました。平成14年5月 夢空間北斗星号上野行き:川口駅付近にて撮影 |