日本の鉄道の名だたる難所として知られる碓氷峠。この碓氷峠は列車だけでは通過することができないためEF53等の電気機関車と連結して協調運転が行われてきました。189系電車はこの碓氷峠を通過する車両として183系、181系の置き換え用として昭和50年より上野と長野を結ぶ特急あさま用として登場しました。その後長野新幹線の開業により上記の区間が廃止となり、在来線を走る特急あさま号は平成9年9月30日をもって廃止され、その名は新幹線に受け継がれました。その後、軽井沢-横川を除く一部の区間で年に数回ですが、JR東日本の企画によりかつての特急あさま号の復活運転が行われたようです。平成9年9月6日 川口駅付近を走行する特急あさま1号「直江津行き」