このスリット写真の左端ですがスクロールを止めてみていただければわかると思いますが、スリット写真ではすべて背景は線のようになって流れるのが常ですが、この左端の画像には線路の向こう側の建物の一部が写っています。これはフィルムの終端に来て一瞬フィルムが止まったのとシャッターが閉じるのがほぼ同時で、シャッターが閉じるまでのわずかな時間に停止したフィルムにレンズの光景が映し出されたものです。これは非常に珍しい画像だったので、あえて消さないでそのまま掲載しました。さて東海道線で211系の代わりにすでに配備を終えたE233系3000番台ですが、平成24年5月から同系列が高崎車両センターにも配備され始めました。最終的には2両のグリーン車を含んだ基本編成が17編成、5両編成の付属編成が16編成、合計250両が投入される予定です。そして平成24年9月1日から新しいE233系の運用が開始されました。今回は既に投入されたE233の編成のうち10両のL05編成と5両のD01編成が連結した15連の867M列車を撮影しました。高崎車両センターに投入されるE233系は将来開通する東北縦貫線を考慮して、東海道線の列車との共通運用のために各種の装備がなされています。平成24年10月蕨駅北側付近にて撮影