神戸、大阪、京都の都市間連絡を使命とする新快速は昭和45年に113系でスタートし
ましたが、その後車両を153系に変えたのちに、昭和55年から117系が登場しました。
この117系は153系の置き換え用として国鉄時代に216両が製造され、JR民営化後、
JR東海に72両、JR西日本に144両が継承されました。民営化後、JR西日本において
は221系の増備により117系が余剰となり、平成3年以降に58両が福知山線に転属と
なりました。転属された117系はラッシュ運用時の対策などで改造を受け300番台とな
り、塗装も福知山色に変更となりました。その後、福知山線の事故の後に他線区への
転出が始まり、、写真のS04編成も京都総合運転所に転属となりました。また、この
S04編成は平成20年9月に吹田工場にてデビュー当時の塗装に戻りました。
なお、写真の117系は、快速でなく普通列車です。